ソフト選択画面に戻る
目次
- ソフト概要と注意事項
- Screen Shot
- 動作環境とファイル
- インストール、アップグレード及びアンインストール
- 使い方
- 更新履歴とダウンロード
- ライセンスに関して
参考:変換アルゴリズムの説明
(スパムメール防止のため、メールアドレスは@以前を全角英数で記述してます)
ソフト概要と注意事項
本ソフトは単位変換ソフトです。
このソフト作成にあたって使用した値は、全てインターネットから拾ってきております。
複数のページを検索して間違いが無いようにしておりますが、最終判断は自己責任でお願いします
また、単位の精度には十分留意しておりますが、このソフトでは4〜5桁程度です。
特に次の単位変換では精度が落ちる可能性があります。
- ポンド(lb)、フィート(ft)を含む単位←→他の単位への変換(特にSI単位系以外への変換)
- カロリー(cal)を含む単位←→他の単位への変換(特にSI単位系以外への変換)
また、釣りのライン径の精度は小数点1桁しかありません。
これは(社)日本釣用品工業会が定めたライン径の号←→mm換算表から
算出した変換式を用いているからです。。
スクリーンショット
UniChangeのスクリーンショットです。
メッセージウィンドウを表示した状態

メッセージウィンドウを隠した状態

動作環境
本ソフトウェアは次の動作環境で動作します。
Windows Me/2000/XP
UniChangeのディレクトリには、unichange.exe(プログラム本体)、unichange.hlp(ヘルプファイル)、
unichange.cnt(ヘルプの目次ファイル)の
他に、次の4つの次のファイルが出来る場合があります。
- unichange.ini
設定ファイルです。一度でもUniChangeを起動すると出来ます。設定を初期化したい場合は
削除してください。
- unichange.log
変換履歴が記録されているテキストファイルです。デフォルトの設定は変換履歴を
記録しないので、オプションで有効にするまで、このファイルはありません。
- unichange.GID(Ver.0.0.1.6以下)
Winヘルプのキャッシュファイルです。通常は隠しファイルになっています。
- unichange.fts(Ver.0.0.1.6以下)
Winヘルプのテキスト検索用ファイルです。
インストール及びアップグレード
- インストール
ダウンロードしたzipファイルを解凍し、unichangeZZ.exeをダブルクリックすれば使えます(ZZはbit数)。
解凍してできたフォルダを適当なディレクトリ(例えばC:\Program Files\)等にでも置いてください。
- アップグレード
解凍して出てくるunichangeZZ.exe、unichange.chmで
古いファイルを上書きしてください。
古いフォルダを捨てると、設定ファイル(ユーザ名.ini)が無くなるため、
以前の設定を引き継がなくなります。(逆に設定を初期化したい場合には、ユーザ名.iniを
削除してください)
Version 0.0.1.3から、StringToCalc.dllを同梱していません。そのため、上記のアップデート方法では
StringToCalcのアップデートは行われません。StringToCalc.dllのアップデートは、
こちらを
参照してください。
- アンインストール
レジストリをいじらないので、unichangeZZ.exeのあるフォルダ丸ごと削除すればOKです。
使い方
基本操作
操作は至極簡単です。取りあえず「変換ボタン」を押してみてください。何をすべきか
メッセージが表示されると思います。
使い方は次の通りです。
- 本ソフト”unichange.exe”をダブルクリックで起動
- 変換したい物理量を選択
- 変換したい値を「変換する数値」の下にあるボックスに入力。
0.0.0.8以上では、関数を含む数式も入力できます。(対応している関数)
- 右隣にある変換前の単位を選択
- 右下にある変換後の単位
- 「変換」ボタンを押す
- 変換された数値は左下にある「変換後の数値」に表示される
物理量は作者の主観とソフトの外観上の制約で5つの
カテゴリーに分けられていますので、所望の単位を探してください。各カテゴリーの
中身は次の通りです。
- 長さ・時間
長さ、面積、体積/容積、波長、時間、速度、加速度、各速度、平面角/角度、回転数、周波数、流量/風量
- 重さ・力学
応力/圧力/弾性率、力、仕事/エネルギー、表面張力、質量、粘度、動粘度/拡散係数、動力、慣性モーメント、トルク、密度、質量流量
- 熱
温度、熱容量/エントロピー、比熱/質量エントロピー、潜熱/顕熱、熱伝導率、熱伝達率、エンタルピー、輻射熱、容積当たり熱発生率、熱流速/熱流密度、線膨張係数、ガス定数
- 電磁気
電荷/電束、電流、電位/起電力、電界の強さ、電束密度、分極、電力、電気抵抗、キャパシタンス、
インダクタンス、コンダクタンス、誘電率、磁束、磁束密度、磁界の強さ、透磁率、磁気抵抗、
起磁力/磁位、磁極、磁化
- その他
角運動量、ねじり剛性、ばね定数、慣性能率、衝撃値、低位発熱量、光束、照度、光束発散度、光度、輝度、放射能、吸収線量、線量当量、照射線量、解像度、釣りのオモリ、釣りのライン径
各単位変換でどのような値を使ったかは、一番下のウィンドウに表示されます。
このウィンドウは、メニューの「表示」→「ウィンドウを隠す(表示)」で隠したり表示したりできます。
また、次回の起動時は、その状態で起動します。
文字が小さく見づらい場合は、フォームのサイズを変更してみてください。
サイズに応じてフォントも変化します。
(フォームのサイズを変更するには、マウスをUniChangeの右下のコーナーあたりに持っていきます。
マウスが矢印から←→に変わりますので、好きな大きさになるようドラッグしたままマウスを
動かしてください。)
オプション
次の7項目のカスタマイズが行えます。
- 起動時のタブ
プログラムを起動した際に、5つのカテゴリーのうちどれを前面に出しておくかを指定できます。
デフォルトは「最後に閉じたタブ」です。「最後に閉じたタブ」の場合、アプリケーション終了時に
選択している量、単位が次回起動時に選択された状態で起動します。
- 単位選択時の自動変換
変換する数値、変換後の数値が入力or表示されている時、別の単位を選択すると
自動で計算をするようになっています。これをオフにすることができます。
- フォームのサイズ変更
フォームのサイズ変更を許可するかどうかの設定です。一度、好みの大きさに設定してから
「許可しない」に設定するといいかも知れません。
- 変換後の表示形式
変換後の表示形式は、適宜指数表示になるようになってます。これを必ず指数表示(x.xxxxE-x)
にしたり浮動小数点表示(x.xxxxxx)にしたり変更ができます。
(但し、浮動小数点表示に設定しても、あまりに大きいor小さい値は強制的に指数表示になります。)
- 表示する桁数
表示する桁数を指定できます。4〜5桁がお勧めですが最大15桁まで表示できます。
また、ここでの桁数は、指数表示の場合は全桁を、浮動小数点表示の場合は小数点以下の桁数を
指します。
- 入力は数値のみ受け付け
StringToCalc.dllがある場合、全てのキー入力を受け付けます。
数式を入力せずにUniChangeを使う人は、この項目をチェックすると数値(0〜9、BSキー、E)
以外入力できなくなり、タイプミスを防ぐことができます。
この項目は、StringToCalc.dllがある場合に有効です。
- 変更履歴の記録
変換に成功した際、変換した物理量、変換前の値と単位、変換後の値と単位を記録するか
どうかを設定できます。履歴数を指定すると、指定数以上に履歴が膨れた際に古い履歴から削除
されます。
- 定数の変更
換算で使用している定数を変更できます。プログラムがデフォルトで持っている値の精度には配慮はしてますが、
より精度の良い定数を知っている、定数の定義が変わったなど必要がありましたら変更してください。
- StringToCalc.dllのパス
StringToCalc.dllをお使いの場合、そのパスを指定します。
メニューとウィンドウ
メニューの「表示」では、次のメッセージウィンドウと変更履歴ウィンドウを表示or非表示にできます。
- メッセージウィンドウ
初期状態でUniChangeの一番下に表示されているウィンドウです。
どのような変換式を使ったかが表示されます(エラーは表示されません)。
- 変換履歴ウィンドウ
変換するたびに、物理量、変換前の値と単位、変換後の値と単位を表示します。
但し、変換履歴はデフォルトで記録しないことになっています。変更履歴を記録したい
場合は、オプションで設定してください。
更新履歴とダウンロード
下に行くほど古いです。バージョンをクリックするとファイルをダウンロードできます。
また、Version 0.0.1.1、0.0.1.2は、ソースコードを保存しないまま更新をさぼっておりました。
そのためファイルをダウンロード出来ません。
- 【Bug Fix】サブディスプレイでアプリを閉じた後にサブディスプレイが取り外されると、見えない領域にアプリが起動するのをメインディスプレイに起動するよう修正
- ウェブページのURLを更新
- 【Bug Fix】「重さ・力学」の「応力/圧力/弾性率」で、dyn/cm2の変換が間違えていたのを修正
- 開発環境の変更により、動作環境をWindows2000、XP、Vista、7に変更、64bit版にも対応
- 【Bug Fix】オプションウィンドウを開くと「起動後のフォーカス」のチェックが必ず外れているのを修正
- 「熱」タブの熱伝導率にcal/(cm・s・℃)を追加
- 【Bug Fix】動粘度/拡散係数のSt(cm2/s)の変換が間違っていたのを修正
- 開発環境の変更に伴い、バージョン番号を1桁上げた
- 上記に伴い、ヘルプをHTML Helpに変更
- exeファイルをUPX圧縮して配布するようにした
- 連絡先メールアドレスの変更
- 【BugFix】密度の計算で、g/cm3に換算する計算が間違っていたのを修正
- 密度にg/mm3を追加
- 【BugFix】StringToCalc.dllをパスを指定した状態で、
オプションの「入力は数値のみを受け付ける」にチェックを付けると、
入力ボックスで右クリックした際にアドレスの読み込み違反が発生するバグを修正
- StringToCalc.dllのVersion 0.0.0.7に対応。これにより、
数式に物理定数を数値として入力できるようになった。
- 上記に伴い、ポップアップメニューを変更
- StringToCalc.dllの呼び出し関数を変更
- 上記に伴い、オプションから「DLL再読込」を削除し、
代わりに「StringToCalc.dllのパス」を指定するようにした
- ライセンスメニューをクリックして表示されるダイアログに、ヘルプボタンを付けた
- ヘルプファイルをHTMLヘルプからWinHelpに変更
- StrinToCalc.dllをUniChangeと独立させた
Version 0.0.1.2
- ヘルプファイルをhtmlファイルからHTMLヘルプに変更
Version 0.0.1.1
- 【BugFix】数式を入力した際、()があると
変なエラーを出して計算できないのを修正
- 起動時に入力ボックスにフォーカスを当てるオプションを追加
- 関数のエラーメッセージを修正
- StringToCalc.dllが無い場合、Version0.0.0.7と同様に数値を入力して使えるようにした
- 入力を数値に制限するオプションを追加
- StringToCalc.dllをバージョンアップ
- UniChangeのバージョンも一気に2階級特進!(なんじゃ、そりゃ?)
- 角度の単位にgon(=grad)を追加
- StringToCalc.dllを用いるようになった。これが無いと起動しない。
- 数式を入力できるようにした
- オブジェクトを解放したのち、オブジェクト参照をnilになるようにした
- ユーザ別にIniフィアル、logファイルを設けるようにした
- 【BugFix】尺、レントゲンの定数を変更しても、反映されない
バグを修正
- 【BugFix】尺が絡む計算のメモが、尺を変更不可の定数にして
いたのを修正
- 【BugFix】Formのプライベート変数が起動時に初期化されない
可能性があったのを修正
- メモに出るメッセージの抜けや誤字を訂正
- 各定数をグローバル変数からプロパティ値に変更
- 【BugFix】履歴を取らないよう設定していると、
一度ログウィンドウを開いて再度開く度に無限にログが増えて行くのを修正
- 【BugFix】履歴読み込みのアルゴリズムが複雑化して
いたので、設定は履歴ウィンドウのキャプションに表示するようにし、
「現在、履歴を記録しない設定になっています」という文言をメモに表示しないようにした
- 【BugFix】ログと履歴という言葉が混在していたので
履歴に統一
- 【BugFix】履歴ウィンドウを「×」ボタンで閉じると
メニューの表示が「ログウィンドウを閉じる」のままだったのを修正
- 【BugFix】ショートカットキーが割り当てられていないのを修正
- 変換履歴の記録を取れるようにした
- 変換履歴を見るウィンドウを付けた
- 「その他」タブに「釣りのオモリ」「釣りのライン径」を追加
- フォームの最小フォントサイズを9から10へ変更
- フォームをリサイズ可能にした
- 【BugFix】デフォルトでは「最後に開いたタブ」を開くことになっていたが、
オプションで設定するまで有効になっていなかったのを修正
- 【BugFix】「その他」タブでは単位変換直後の自動換算が無効になっていた
のを修正
- 「最後に開いたタブ」を開く設定(デフォルト)の場合、選択されていたタブだけでなく
選択されていた物理量、単位も次の起動時に選択されるようにした
- 「その他」タブに「解像度」を追加
ライセンスと免責に関して
本ソフトはフリーソフトウェアです。再配布は自由ですし、作者(=K)への通知も不要です。
但し、再配布の際は、プログラム本体(unichange.exe)、ヘルプファイル(unichange.hlp)、
ヘルプの目次ファイル(unichnage.cnt)を同一フォルダに置くように通知してください。
また、本ソフトの作成に関して、作者が可能な範囲で万全を期するようにしておりますが、
万が一、本ソフトに起因する損害があっても作者はその責任を追いません。
本ソフトの使用、及び得られた結果の解釈に関しては、自己責任で行って下さい。
変換アルゴリズムの説明
アルゴリズムは簡単です。まず、変換元の単位から一度SI単位へ換算します。
次に、SI単位からユーザが指定した単位へもう一度換算します。例えば、力なら次の
ような流れになります。
変換前単位<kgf>で変換後の単位<lbf>の場合
kgf(変換元単位) → N(SI単位:プログラム内) → lbf(変換先単位)
ソフト選択画面に戻る