Cube型PC


Contents
  1. 購入の動機と初期検討
  2. アキバでお買い物
  3. 組み立て
  4. Windows2000のインストール
  5. OSが不安定?
  6. 使用の感想
  7. HDDの増設
  8. 1年間経った感想
  9. 電源の交換

購入の動機と初期検討

サーバを立ててみたのだが、 古いPCを 使ったせいかCPUファンの甲高い音が非常に耳障りである。そこで、最近流行りの Cube型PC を組み立ててみることにした。

さて、今回はサーバということで、次の基準で組み立てることにした。

上のこと&LANをPC-UNIXで使えることを検討して、 次のようなハードウェア構成を考えた。

パーツ名 製品名
CPU :C3 ME600
マザーボード VIA EPIA-M6000
筐体 :Cube型ならなんでもOK!
ハードディスク :お気に入りのSeagate ST360015A(60GB)
CD-ROM/RW/DVD :安ければ何でもOK!
LAN :on boardのモノを選ぶ

アキバでお買い物

まずは品薄のCube型ケースを探す。Web Shoppingのページに、ケースの 在庫有りと書いてあったOVERTOP は最後に回るとして、品揃え豊富なTSUKUMOソフマップを回ることにした。

駅を降りてソフマップに直行してみると、2つほどCube型の筐体が売っている。 一つはMOREX Venus668(5インチベイ×2)、もう一つは恵安 CF-7989EPM(5インチベイ×1)で ある。小さい方が置き場に困らなくて良いので、ここはCF-7989EPMに目を付けておく。

次にツクモに行く。相変わらずHDDやメモリは安い。 しかも、タイムサービスで4%引きらしい。思わずハードディスク(ST360015A)と メモリ(No Brand PC2100)を買ってしまった。まぁ、小物から買うのはお買い物の基本だから 良しとするか。ちなみに、ハードディスクは5年間保証のために320円、メモリは相性保証の ために500円多く支払った。
さらにツクモを物色し、5Fにあるケース売り場を見てみたが、ここには5インチベイ×2のCube型 ケースしかなく敢えなく撤退した。

次に、実家にもある パソコン工房を探したが 見つからない。大通りの1本隣の小道に入ったついでに、パーツ屋を物色を始めた。 TWOTOPDOS/Vパラダイスラオックスアウトレットなどを回ったが、 良いものは見つからず。結局、途中で立ち寄った クレバリーでATA133対応のラウンドケーブルを、 WonderCityでフロッピードライブを買った。

アキバの裏道で迷子になりかけたときにようやく OVERTOPを見つけた。 ネットと同じようにCube型ケースを売っていたが、やはり筐体単体で販売しているのはソフマップと 同じものである。値段も似たようなものなので、安いCD-ROMドライブがあったらここで買ってしまおうと 思ったが、残念ながら良いドライブが見つからなかった。

結局、ソフマップへ戻ってCD-ROMドライブを見てみたところ、格安のDVD-ROMを 見つけた。なんと3280円である。結局、ソフマップでCube型筐体、DVD-ROM、EPIA-M6000を買って 帰ってきた。

組み立て

買ってきたものは右の図(上)のような感じ。タバコの大きさと比べると分かるが、 かなり小さい。ちょっと基板は見えないけれど、17mm×17mmなのでタバコ2箱くらいの大きさである。

筐体の外観写真からも分かるように、筐体の中もかなり狭い。(ケーブルの引き回しが 大変!)
電源は右上に見える、ケース手前の床にある。電源には小さなファンが付いている。 また、ハードディスクは、背面に(写真左側)に見えるファンの下に取り付けるようである。 ちなみに、ハードディスクを取り付ける金具は、背面から引き出せるようになっている。

予想通りケーブルの引き回しに苦労したが、何とか完成! 酷いケーブル引き回しはこっち: 右側面左側面


Windows2000のインストール

組み立てが終わったら早速インストールである。サーバにするため、 最終的にはLinuxか*BSDを入れるのだが、ここはドライバが添付されているWindows2000で 様子を見ることにした。

C3 ME600プロセッサは、Celeron400MHz程度の実力しかないためさすがに インストールが遅い。それでも難なくインストールが終わったので、デバイスマネージャを 見てみると、USB2.0、Audio、LAN、Displayアダプタを認識していないようだ。そこで、 マザーボードに添付のCDからドライバを入れてみると、全てのデバイスが使用可能になった (当たり前だって)。しかも、思ったより画質は良く、i815チップセットよりは綺麗である。

しかし、落とし穴がポッカリ空いていた。解像度を600x400から800x600に 上げようとすると確実にリセットされてしまう。最新のドライバを VIA VPSDから落としてきてやっても ダメである。挙げ句の果てには、Microsoftの一般的なドライバを使って、 IEでホイールをスクロールしただけでリセットが掛かってしまう。うーん、どうしたことか・・・。

結局、確実に再現するエラーが解像度の変更であること、最新orMicrosoftの 一般的なドライバでも発生することから、メモリが怪しいと思われる。ネットを探すと、メモリ テスト用のソフト”memtest86”を 使うと良いとのこと。早速DL&CDに焼いてやってみると、TEST4で出るわ出るわ、エラーの 山である。結局、ツクモに交換してもらった。
(でも、また行くのは嫌なので、今度はSAMSUNGのにした)

OSが不安定?

SAMSUNGのメモリをmemstat86でテストしたら、今度はすべての試験をパスした。 今度は安定するだろうと意気込んでみたが、やっぱり不安定になる。特に、インターネットを やっている最中、早いスクロールをするとIEがエラーになることが多いようだ。

最初は電源容量不足を疑ったが、ネットを調べても150Wの電源で足りないと 言う話は聞かない。また、エラーの原因が表示に関係するモノなのでドライバ、メモリを 疑うのが普通である。そこで、一番怪しいメモリの設定を見直してみた。その結果、Command Rate 1Tになっているのを2Tにしたら非常に安定した。インターネットで調べてみると、どうも DDRメモリは1Tにすると不安定なモノがあるようだ(特に安物)。1万円程度するメモリの くせに1Tで動かないとは、クソだ。

使用の感想

使ってみた感想はなかなか良い。最近のグラフィックボードには到底勝てないが、 i815よりは発色が良い。また、メモリの設定を変えてからは、勝手にリセットされることもなく、 かなり安定している。150Wでここまで動けば御の字であろう。

前作のEPIA-5000 でDVD再生に難があると言われただけあって、今回はMPEG2デコーダを搭載している。そのせいで ベンチマークの結果Rectangleだけが やたら高いのかも知れない。他の項目はとてもほめられたモノではないが、それでも僕のi815よりは グラフィックが良いようだ。また、音もそこそこ悪くない。DVDの再生にはちょっとCPUパワーが 足りない気がするが、「ネット&メールで十分、家具として使いたい」という人にはうってつけと 思われる。 (サーバとしての評価は使ってみないと分からない)

ちなみに、組み立て後はコンポの隣でサーバとなってる。うーん、かわいいかも。


HDDの増設

いろいろやっていたらあっという間にHDDが足りなくなってしまった。 秋葉に繰り出して3.5インチHDDと外付けケースを買ってきた。値段とコストパフォーマンスを 考慮した結果、次の組み合わせになった。

組み立ては簡単だが、なぜか電源が入らない。調べてみると、 前面にある電源スイッチの動作を後ろにある本物の電源スイッチに伝える棒に配線固定の樹脂 が付いていて、それがHDDとこすれているらしい(下の図)。 ハサミでそれを除去したところ、問題なく電源が入った。

はみ出した接着剤の写真

電源の問題も解決したので、WindowsXPのマシンに接続して初期化、フォーマット、 チェックディスクを行ったところ、バッドセクターなどの問題は見つからずOKであった。 現在、下の写真のようにCube型PCの脇にちょこんと置かれている。(置く場所無くて台所・・・)

Cube型PCとHDDの写真

1年間経った感想

人気サイトのように頻繁に大量のアクセスが有るわけではないが、 1年以上連続運転をしているにも拘わらずほとんど問題は無い。静音性に関しては、電源ファンが 吹き出して側面の穴から吹き出す音がうるさかったが、側面の穴を紙で塞ぐという処置を早い段階で 取ったため非常に静かである。(ファンは溶接されていたため交換出来なかった)
 また、VIAのLinuxへの対応も良いため、Linuxサーバー箱として使うには持ってこいと思われる。 今回、USB2.0のHDDを増設したが、IEEE1394のHDDの方が面白かったかも知れない、、、動かなくて、ね(笑

電源の交換 (2005/07/09)

2005/06/28の落雷による停電で、電源がお亡くなりになった。スイッチを入れてもファンが 動かず、友人の話では「バリスタがやられたから交換すれば?」とのこと。でも、どれがバリスタか分からないので 電源を交換することにした。

とは言え、この手の電源が身近に手にはいるわけもなく、型番を調べて秋葉原へ。 壊れた電源は、「CWT-150FATX」で幅41.5mm×高さ82mm×長さ150mmのShuttle社製 小型電源で、さすがに同じものは見つからず。同寸法のものに NFP-2322Bとかがあるようだが、8000円前後する のであとちょっとプラスするとCube型ケースを買えてしまう。 と思ったら、TSUKUMOでバルクのAM630BS20S を発見!この電源、ソルダムALTIUM RS4に使われている電源のようで、 そこから出てきたものと思われる。

AM630BS20Sは電源コンセント をこれに直接さすのだが、元のCWT-150FATXはケースに着いているコネクタから電源を供給している。そのため、 AM630BS20Sを買って、ケース内に通常の 電源コードを引き込んで挿す必要がある。しかし、電源コードのコネクタ部が出っ張ってしまい ちょっとケース内に入りそうもない。 そこで、AM630BS20Sと合わせてコネクタ部が ”くの字”になった電源コードをマルツパーツ館秋葉原店で購入した。

家に戻って早速組み立ててみた。元の電源、ケースに着いている電源コネクタを外し、 AM630BS20Sを取り付ける。 さすがに固定ねじ位置は合わないので、ケースに固定することは断念した。外したドライブ、コネクタ類を 再度取り付け、最後にAM630BS20Sの 電源コネクタに買ってきたケーブルを差して(下の図の矢印)それを背面から引き出して内部の作業は終了。 最後に外側のカバーをしまうとき、ケーブルと電源コネクタがぶつかるけど すこし力を入れて押すとあっさりしまうことができた。

背面に穴が開いて、ねずみのしっぽみたいなのが出ているのがちょっと格好悪いけど、 3000円の電源で復旧したのだから大満足。しかも、この電源は静音仕様の ALTIUM RS4に使われいるだけあって、 全く音がしない(でも、ファンはちゃんと回ってますよ)。前の電源の爆音から思わぬところで脱出することができました。