ダウンロードサイト にあるREADMEを読めば分かります。ここでは、Windows2000でインチキなやり方を書きます。
以下のダウンロードサイトに行き、最新版(2003/01/11/ではramf-118.exe) を落とします。 http://freshmeat.net/redir/ramfloppy/8806/url_tgz/rip
まず、ダウンロードしたexeファイルを解凍します。 このファイルは自己解凍zip書庫なので、ダブルクリックで解凍できまが、 それをやるとディレクトリ情報が欠落して正常に解凍できません。
そこで、適当な解凍ツール(Explzh、Lhasaなど)を使って解凍します。 解凍すると、RAMFLOPフォルダの下にDOCとSYSLINUXフォルダがあるはずです。
RAMFLOPフォルダにある「MKRESCUE.BAT」をダブルクリックします。 DOSが立ち上がりフロッピーを挿入するのを待っている状態になります。 Aドライブにフロッピーを入れたらリターンキーを押します。
途中、「16 ビット MS-DOS サブシステム」ウィンドウが次の2つの警告を発します。
"C:\WINNT\System32\cmd.exe
アプリケーションは”ハードディスクの直接アクセス”を実行しようとしましたが〜(以下略)"
"C:\WINNT\System32\cmd.exe
ドライブA:、排他的アクセスのためにロック出来ません。別のアプリケーションが〜(以下略)"
ここでは、「無視」を選択します。WindowsMEとかだと、このメッセージが 出ないかもしれません。
上記でRAMFloppyの入ったフロッピーディスクが出来上がりです。
ここではLinuxがインストールされているのは/dev/hda5とします。各自の環境に合わせて 読み替えてください
PCをRamFloppyで起動します。「boot:」が出てきたらリターンキーを押します。
※ここで「boot:linux root=/dev/hda5」とやると、Linuxのあるパーティションから
bootできそうな気がしますが、RamFloppyのカーネルとインストールしたLinuxのカーネル
とでバージョンが異なると、initrdの読み込みに失敗してpanicを起こします。
そのため、普通にブートします。
無事RamFloppyが起動するとキーボードの選択画面がでます。 12の「Japanese」を選択します。 次に「リターンキーを押してこのコンソールをアクティブにして」 とメッセージが出るので、リターンキーを押します。
コンソールが出たら、Linuxのインストールしてあるパーティションを マウントします。
# mount /dev/hda5 /mnt/linux
RamFloppyでは、/mnt以下にlinuxというディレクトリがあるので、そこにマウント
します。(別にwinディレクトリでもいいのだが)
もし、インストールしたLinuxがbootを別パーティションにしているなら、
bootパーティション(ここでは/dev/hda6とします)もマウントします。
# mount /dev/hda5 /mnt/linux/boot
※RamFloppyでサポートされるファイルシステムは、 ext2, ext3, is9660, ntfs, umsdos, ReiserFS, VFATです。
※インストールされたLinuxのディレクトリ構成が
/mnt/linux以下で同一になるようにしてください。
そのため、bootパーティションを/mnt/winなどにマウントしないように。
ちなみに、LILOの再インストールでは、/etcを含むパーティションと
/bootパーティションが必須です。
次に、/mnt/linuxディレクトリへchange rootします。
# chroot /mnt/linux
これでようやくliloコマンドが使えるようになります
/etc/lilo.confが正しく記述されているか確認したら、LILOを再インストール します。
# lilo -v
もし下から2行目あたりで「バックアップにミスった」というエラーがでたら、 バックアップファイル/boot/boot.0???をリネーム(or削除)してから 再度上記コマンドを実行します。
# mv /boot/boot.0??? /boot/boot.0???.back
# lilo -v
???はインストールしたパーティションによって異なるので、適宜読み替えて 下さい。基本的にはboot.0???と言う名前のファイルは1つしかないと思います。
もちろん、liloコマンドが正常終了することを確認してくださいね。
上記でLILOの再インストールは終了です。マウントした/dev/hda5(や/dev/hda6) をumountした後、rebootコマンドで再起動してください。
fdiskが入っているので、WindowsやLinuxをインストールする前に パーティションを作成したり、操作したりできます。
RamFloppyにはmc(たぶんMidnight Commander)が付いているので、 mcでディレクトリの移動やファイルの編集ができます。まぁ、viで 事足りるといえばそれまでですが。。。