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パッケージのコンパイルとインストール

パッケージはDelphiの部品のようなもので、ウェブ上にはいろいろなパッケージがあります。 ここではパッケージをコンパイルしてインストールするその手順を示します。ここではTntWareをBDS2006を例 に説明します。


DelphiでUnicodeを扱えるコンポーネント集であるTntWareは、すでにシェアウェアになっています。しかし、ウェブを探すと最終版を探すことができます(例えば、http://mh-nexus.de/tntunicodecontrols.htm)。まずはこれを入手します。

zipファイルを解凍すると、{解凍したフォルダ}\Delphi\bds4の下に拡張子がdpkというファイルがあります。これがDelphiのパッケージファイルです。パッケージファイルは必ず実行時ファイルと設計時ファイルの2つがあります。慣例として、実行時ファイルにはRが、設計時ファイルにはDが付いていることが多いです。{解凍したフォルダ}\Delphi\bds4の下にあるパッケージファイルでは、TntUnicodeVcl.dpkが実行時ファイル、TntUnicodeVcl_Design.dpkが設計時ファイルです。コンパイルは実行時ファイルから行います。

コンパイルは簡単です。TntUnicodeVcl.dpkをBDS2006で開き、メインメニューの「プロジェクト」→「すべてのプロジェクトをコンパイル」を実行するだけです。同様にTntUnicodeVcl_Design.dpkもコンパイルします。

コンパイルして出来上がったパッケージは、拡張子がbpl、dcpの2つのファイルから構成されます。但し、これらはオプションで指定されるフォルダに出力されます。メインメニューの「ツール」→「オプション」で、Delphiオプションの下にある「ライブラリ - Win32」を選択してください。

上の図で、パッケージ出力ディレクトリにbplファイルが、DCP出力ディレクトリにdcpファイルが出力されます。$(BDSPROJECTSDIR)はBDSプロジェクトフォルダで、上図の左上にある環境変数から$(BDSPROJECTSDIR)を探すことで確認できます。デフォルトではC:\Documents and Settings\{ログインユーザ名}\My Documents\Borland Studio Projectsです。。TntUnicodeVcl.bpl、TntUnicodeVcl_Design.bpl(或いはTntUnicodeVcl100.bpl、TntUnicodeVcl_Design100.bpl)、TntUnicodeVcl.dcp、TntUnicodeVcl_Design.dcp(或いはTntUnicodeVcl100.dcp、TntUnicodeVcl_Design100.dcp)があることを確認してください。

最後にパッケージをインストールします。インストールはBDS2006を起動し、メインメニューの「コンポーネント」→「パッケージのインストール」から行います。現れたウィンドウで「追加」ボタンをクリックし、設計時のパッケージ(TntUnicodeVcl_Design.bplまたはTntUnicodeVcl_Design100.bpl)を指定します。成功するとウィンドウの一番下に「TntWare Unicode Controls」が表示されます。

但し、これだけではTntWareコンポーネントを使ったコードをコンパイルできません。これは{解凍したフォルダ}\Sourceの下にある*.pasファイルがコンパイル時に必要となるからです。メインメニューの「ツール」→「オプション」で、Delphiオプションの下にある「ライブラリ - Win32」を選択し、ライブラリパスに{解凍したフォルダ}\Sourceを加えましょう。

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