ハードディスク(HDD)が壊れそうなときのデータのレスキュー法
参考:
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/268filecopy/filecopy.html
Contents (お急ぎの人は
「方針のまとめ」からどうぞ)
初めに...
ハードディスク(以下HDD)の値段も下がり、USB、IEEE1394などが普及したことも
あって、外付けHDDをお持ちの方も多いと思います。この外付けHDDの売り文句に「放熱に優れた
〜を使ってファンレスによる静音化を実現」と言うのがありますが、これが曲者です。
サーバやワークステーションなどで長時間電源を入れっぱなしにする環境では、熱がこもりっぱなし
になるため内蔵のHDDよりも早く壊れてしまうようです。
「やばい、壊れかけてきた!」と思ったときに、慌ててスキャンディスクを掛けると
めちゃくちゃにされる可能性があります。この様なときは、スキャンディスクの前に
バックアップを取りましょう。
さて、いざバックアップのコピーを始めると、「巡回冗長検査 (CRC) エラー」やらいろんな
エラーが出てコピーが止まってしまいます。でも、ここで諦めずに次の方法で救えるデータだけ
でも救いましょう。
方針のまとめ
- スキャンディスクやディスクの検査を最初に実行してはいけない
- HDDを取り出して、正常に稼働しているPCに繋ぐ(マスタードライブにはしないこと!)
- 以下の作業中は、HDDをむき出しにして風を当ててHDDを冷やす
- xcopyでエラーを無視して別のHDDにデータをコピー
- コピーできないファイルは、HDDが冷えてから再挑戦
- 上記で駄目な場合、スキャンディスクやディスクの検査を行う
- 再びxcopyで救えるデータを別のHDDへコピーする
- もし全てのデータをコピーできたら、一度フォーマットしてbad sectorをチェック
- bad sectorが見つかった、或いはコピーできないデータがあったら諦めてHDDを修理へ
xcopyでエラーを無視してコピー
エラーを無視してディレクトリを丸ごとコピーするには、xcopyというコマンド
が便利です。次のようにして使います。
- DOSプロンプトの起動
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→”cmd”(WindowsNT,2000,XP)
または”command”(Windows95,98,Me)と入力して「OK」を押し、DOSプロンプトを立ち上げる。
- xcopyの実行
壊れかけのHDDはD:\に、まともなHDDがE:\にあるとします。Dドライブ全体
をE:\backupフォルダにコピーするには、次のように入力します。
c:\> xcopy /s /e /c /h d:\*.* e:\backup
オプションの意味は次の通りです。xcopy /?とすると表示されます。
| |
s : | 空の場合を除いてディレクトリ、サブディレクトリをコピー。これを省くと
D:\直下のファイルしかコピーされません。 |
| |
e : | 空の場合でもディレクトリ、サブディレクトリをコピー。sと併用することで
全ファイル、ディレクトリがコピー対象になります。 |
| |
c : | エラーを無視してコピーを継続します。但し、これは、
読みとれないsectorを除いてコピーするのではなく、
エラーが出たらそのファイルのコピーを
中止し、次のファイルをコピーすると言う意味です。 |
| |
h : | 隠しファイル、システムファイルもコピーします。 |
合掌 (-人-)チーン
ソフト上のエラーならばスキャンディスクやディスクの検査で治りますが、
bad sectorが見つかったり、異音がしたりする場合は物理的に壊れ掛けています。
この様な時は、修理に出した方が無難です。
特に、HDD書き込み中にリセットした訳でもないにbad sectorが見つかった場合、
構わず使い続けるとbad sectorはどんどん増えていきます。もし、保証期間内ならば、
恐らく新品になって返ってくるので、ある意味ラッキーです。
もちろん、修理に出す前には一度フォーマットして、いらないデータを書き込みまくって
元の痕跡を消しておきましょう。いらないデータを作ってくれる
Dummy File Makerなど
を使うと楽チンですよ。
FAQページ先頭へ戻る